シロバナネコノメソウに会いに癒しの鎌倉山と北山の名山峰床山へ向けて車を走らす。
7時40分八幡市を出発、比良武奈登山口でもある葛川坊村に9時20分に到着し葛川市民センターに車を駐車。
準備をして市民センター裏にある藁葺の家を右に見て橋を渡ると鎌倉山への登山口がある。
川沿いを少し歩くと谷ルートと尾根ルートの分岐があり、谷ルートを少し進んで見るが道が途切れており戻って尾根ルートへ。
急な階段状の道をひと登りすると城の鼻と呼ばれる取り付きに着く。
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取り付きより樹林帯の尾根筋を花を探しながら登ってゆくと、まだ咲いていないだろうと思っていたイワウチワが
登山道脇にポッと咲いており、おおラッキーとシャッターをパチリ!
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頭上に咲くアセビを楽しみながら作業林道を横切りもみじ坂を登ると休憩ポイントぶな平へと着く。
秋にはハウチワカエデの紅葉がすばらしい場所でもある。
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倒木に腰を下ろし空を見上げるとタムシバの花が飛んでおり、なんだか少年時代に返った気持にしてくれる。
ブナ平からは自然林の中を気持ちよく歩き、松の老木に一年半ぶりの挨拶、杉の植林地を過ぎると再び自然林となる。
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タムシバの花が空を飛ぶ |
松の老木に挨拶 |
杉の植林地を抜けて行く |
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シャクナゲの群生地から残雪の尾根筋を登ってゆくと癒しの空間鎌倉山へと着く。
樹林の間からは昨日嵐のような天気で積ったのであろう比良武奈ヶ岳が薄っすらとした雪化粧で迎えてくれる。
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シャクナゲ群生地 |
残雪を踏みしめて |
蕾のイワウチワ群生地を抜けて行く |
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樹林の間より比良武奈ヶ岳を展望 |
癒しの空間鎌倉山 |
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大好きな山頂で一息入れたあと、美しい自然林の中5つ6つのアップダウンを繰り返し、
東からの尾根と合流して西側に下ると千年杉が目の前にデーンをその迫力ある姿を見せてくれる。
千年杉から登山道はブナ原生林に続く・・・最高のトレッキング! 気持良い!
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ブナ林を過ぎて名も無きピークより樹林帯をゆっくりと下って行くとオグロ坂峠に到着する。
この峠は大正ロマンの雰囲気があり、ここに来ると何故かなつかしさがこみ上げてくる不思議な場所である。
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峠からは峰床山に向けて六尺道分岐を右に道を取り、斜面をトラバースするように歩いて小さな尾根を抜けて行く。
最後の急な斜面をひと登りすると大原の里10名山に数えられている峰床山に着きザックを下ろす。
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六尺道との分岐 |
斜面をトラバース気味に行く |
気持の良い小さな尾根筋 |
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山頂標識が倒れているので起して真っ直ぐにしたあとひとり占めの頂きで皆子山を見ながら食事タイムへ
何時ものように『どん衛兵』を作り、食後はコーヒーを入れてゆっくりと山の休日を楽しむ。
次はひさしく登っていない皆子山へと思いながら八丁平へと足を向ける。
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花背の分岐より荒れ気味のクラガリ谷を八丁平へと下り、高層湿原に敷かれた木道を快適に歩く。
八丁平周辺はキクイムシの影響でナラ枯れがひどく、無残な姿に思わずため息がでる。
京の自然二百選の標柱も辛そう!・・・ただ回復を祈るばかり!
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花背への分岐 |
クラガリ谷 |
八丁平入り口 |
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木道を歩く |
京の自然二百選 |
八丁平で遊ぶ鹿達 |
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八丁平からは中村乗越へ一度登り返して花の多い伊(江)賀谷右股へ杉林を下ってゆく
谷筋に入ると上部ではまだ蕾であったイワウチワ、カタバミが登山道脇に咲いており何度もシヤッターを押す。
水量が多く何度も渡渉を繰り返し谷筋を下ってゆくとようやく岩陰にシロバナネコノメソウを見つける。
今日のミッションを達成し、押すだけカメラでパチリ!・・・足元が安定せずピンボケに!
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伊賀谷右股で出合った花達・・・イワウチワ・カタバミ・シロバナネコノメソウ・ヤマネコノメソウ |
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二股の丸太橋を渡り、伊賀谷林道から葛川中村に下山。
途中で『どん衛兵』ばかり食べているのを不満に思ってか『緑のたぬき』が現われるサプライズにドキっとする場面も!
次は『緑のたぬき』にしますと頭を下げ、葛川中村からはさらに鯖街道を30分程歩いて市民センターに戻る。
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二股の丸太橋・・・以前は手前にもあったが今無し飛んで渡る 伊賀谷林道 |
緑のたぬき |
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